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〜投資家・株主からの信任を勝ち取る〜

「資本コスト」を踏まえた経営(原則5−2)と
投資家・株主対応の実務

日時: 2019年3月29日(金)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 島村 謙(しまむらけん)氏
鳥飼総合法律事務所 弁護士

 昨年6月1日改訂「コーポレートガバナンス・コード」では、上場会社が、自社の「資本コスト」を踏まえた経営戦略や経営計画の策定・公表を行うべき旨が明記されました(原則5-2)。
 投資家は、この改正を重視しており、これからの上場会社の投資家・株主対応の実務では、自社の資本コストを意識した経営戦略・経営計画を分かり易く説明できるか否かが、投資家・株主からの評価、株主総会における経営者の信任(再任議案の賛成率)にも影響することが予想されます。
 また、ここ数年、数%の株式を取得したうえ企業の弱点を指摘し、増配や自己株買等を迫る新型のアクティビストが現れています。彼らはウェブサイトや株主総会の質疑を通じて主張を展開するのですが、ファイナンス理論に基づく主張も多く、対応する企業の側も、相応の理論武装が必要です。
 本セミナーは、ファイナンス理論の学習経験がなく、これから本格的に向き合うという上場会社の担当役職員を対象に、他社事例に触れつつ、資本コストを踏まえた経営と投資家・株主対応の実務について解説します。

1.ガバナンス・コード及び対話ガイドラインにおける「資本コスト」の位置付け

2.投資家はどのような情報を求め、どのような説明に納得するのか
=機関投資家の投資スタイルに応じた傾向を踏まえ、個々の企業の収益力に着目するタイプの投資家が企業の何を見るのかを検討します。あわせて、自己の経験を踏まえ新型アクティビストの傾向と対策についても若干触れます。

3.資本コスト及びコーポレート・ファイナス理論を踏まえた経営
=他社事例も踏まえ、自社資本コストの実際的な把握方法と、その経営戦略、経営計画への反映の仕方を検討します。
※コード対応の要諦は、資本コストを精密に算定することではなく、資本コストを意識した経営戦略(事業ポートフォリオの構築や投資意思決定を含む)を立て、実践し、それを分かり易く説明できることにあります。関連する基礎的なファイナンス理論について、範囲を絞ったうえで丁寧に解説したいと思います。

4.実践! 資本コスト等を踏まえた投資家・株主との対話
=各種開示資料(事業報告の「対処すべき課題」を含む)、株主総会、投資家説明会などを通じた投資家・株主との効果的なコミュニケーション方法を検討します。

5.資本コスト等に関連する株主総会用・想定問答集

(※本セミナーは平成30年12月21日実施の同タイトルのセミナーを
基礎に、内容を充実させたうえ再演するものです。)

【講師略歴】
鳥飼総合法律事務所パートナー弁護士。横浜国立大学経済学部、同大学院国際経済法学研究科修了。税理士試験(簿記論、財務諸表論)合格後、2007年旧司法試験を経て弁護士登録、同事務所入所。専門はコーポレート・ガバナンス、M&A、税務訴訟等。
著書に『Q&A会社法の実務相談事例』(ぎょうせい・2016年)、『ビジネスシーンごとにつかむ企業経営の法律知識』(清文社・2014年)など。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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