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コンセッション事業のリスク分担
に関する実務上のポイント
~プロジェクトファイナンスによる資金調達も踏まえ、最新実務を解説~ |
日時: 2019年6月13日(木)午後1時30分~午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,300円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 末廣裕亮氏(すえひろゆうすけ)氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士
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コンセッション方式のPFI事業(公共施設等運営事業)については、空港を中心に案件実績が積み重なっており、上下水道、道路、MICE施設・文教施設など、対象となるインフラの種類も拡大しています。また、毎年のように関連する法令やガイドライン等が制定・改正されており、公共側の積極的な後押しも見られるところです。
コンセッション事業を具体的に検討するにあたっては、事業から生じるリスクについて官民でどのように管理・分担するかがポイントとなります。実例が増える中、インフラの種類に応じたリスク分析、具体的な契約内容やプロジェクトファイナンス等を念頭においた議論の重要性が認識されています。
そこで本セミナーでは、コンセッション方式のPFI事業におけるリスク分担について、同方式の特徴やプロジェクトファイナンスによる資金提供者の利害関係にも留意しつつ、実務上のポイントを解説します。併せて、最新の法改正や実務動向も紹介します。
1.コンセッション事業とリスク分担
(1)コンセッション方式のPFI事業
(2)近時の法改正と実務動向
2.リスク分担の基本的視点
(1)リスク分担の基本原則
(2)コンセッション事業とプロジェクトファイナンス
(3)インフラの種類ごとの特徴
(a)空港
(b)上下水道
(c)文教施設・MICE施設
3.個別リスクに応じたリスク分担のポイント
(1)需要リスク
(2)既存施設の瑕疵リスク(デューデリジェンス・情報に関するリスクを含む。)
(3)不可抗力リスク
(4)法令変更リスク
4.リスク分担に関する契約上の調整メカニズム
(1)利用料金の設定・変更
(2)補償
(3)契約期間・終了時の規律
5.質疑応答
【講師紹介】
2006年東京大学法学部卒業、2007年弁護士登録、森・濱田松本法律事務所入所。
主要取扱分野:
インフラストラクチャー/PFI、エネルギー、プロジェクトファイナンス、LBOファイナンス、バンキング業務その他金融法務等。
関連する著書・論文:
「コンセッション方式を利用したPFI事業におけるリスク分担について(上)(下)」(NBL、2015年)、『The Public-Private
Partnership Law Review ? Edition 3』(Law Business Research、2017年、共著)等、多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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