金融財務研究会TOP > セミナー一覧 > M&Aセミナー > 徹底解説 M&A契約とその交渉のポイント

徹底解説
M&A契約とその交渉のポイント

〜応諾していいカウンター案と応諾してはいけないカウンター案とは〜

日時: 2019年7月29日(月)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 十市 崇(といちたかし)氏
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士

  M&A案件の増加に伴い、M&A契約の内容は定型化する傾向にありますが、定型化された雛形ばかりに頼っていると、M&A契約の各条項に潜む思わぬリスクを見過ごすこともあります。それらのリスクは、多くの場合には、M&A契約交渉の中で、相手方からカウンター案が提示され、どこまでの内容を応諾するかどうかを検討する過程で問題となります。
 本セミナーでは、M&A契約の交渉経験が豊富な講師が、M&A契約の主な各条項について、それぞれの条項の趣旨に遡って解説をするとともに、売主・買主それぞれの立場より、M&A契約の基本形を踏まえつつ、相手方から提示される典型的なカウンター案を示し、典型的なカウンター案を応諾することによるリスク、また応諾しても問題ないカウンター案を解説することで、M&A契約の交渉のポイントを具体例とともに分かりやすく解説いたします。

1 M&A契約の構造と基本形

2 M&A契約における売主と買主の交渉上の留意点

3 価格調整条項における交渉のポイント

4 表明保証条項における交渉のポイント

5 誓約条項及び取引実行前提条件における交渉のポイント

6 補償条項における交渉のポイント

〜質疑応答〜

法律事務所ご所属(企業等にご出向・派遣中を含む)の方は、
お申込ご遠慮下さい。

【講師紹介】
98年慶應義塾大学法学部卒業。00年弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利法律事務所(現 アンダーソン・毛利・友常法律事務所)入所。05年米国コロンビア大学ロースクール卒業(LL.M.)。06年ニューヨーク州弁護士登録、英国ロンドンビジネススクール卒業(MSc in Finance)。17年TMI総合法律事務所参画。取扱分野は、企業の買収・合併、組織再編、プライベート・エクイティおよび一般企業法務。
【主な著作】
近時の法改正の動向とM&A・企業再編の多様化・迅速化・積極化への実務的影響 会社法務A2Z(2018年12月 25日号)、M&A取引の実行時及び実行後における監査役等によるリスク管理 月間監査役(2018年8月25日号)、財務諸表等の正確性、簿外債務の不存在などM&A契約における表明保証条項の検討ポイント 旬刊経理情報(2018年8月20日号)など執筆多数。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
印刷用PDF 一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.