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金融機関における
オペレーショナルリスク管理の基礎と実践
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日時: 平成27年3月24日(火)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 渡邉篤志(わたなべあつし)氏
日本リスク・データ・バンク株式会社
オペレーショナルリスク事業部 部長
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金融機関を取り巻くオペレーショナルリスク(以下、オペリスク)には、日々の営業店業務で発生する身近な事務ミス事象から、100年に一度しか発生しない代わりに経営を揺るがすような大きなオペリスク事象までもが含まれます。また、今日では、既に発生したオペリスク事象に対する管理だけでなく、今後発生するかもしれないまだ見ぬ事象に対する管理までもが求められています。
このように、オペレーショナルリスクの管理対象は極めて広範囲にわたることから、より効率的かつ効果的なオペリスク管理体制の構築と実践が必要となっています。
本セミナーでは、金融機関におけるオペリスク管理業務を念頭に、その基本的な考え方と目指すべきところ、また、管理体制の構築および管理手法の概要について解説します。特に、オペリスク管理手法の根幹となる潜在リスクの取り扱いや内部損失データの活用方法については、銀行における具体的なオペリスク管理事例を交えながら、基礎的な内容から実践まで分かり易く説明いたします。
1.金融機関とオペレーショナルリスク
(1)オペレーショナルリスクとは何か?
(2)オペレーショナルリスク管理の意義と目的
2.オペレーショナルリスク管理のフレームワーク
(1)管理体制の構築
(2)オペリスク管理業務の運用1 潜在リスク管理
(3)オペリスク管理業務の運用2 一般的なCSA
(4)オペリスク管理業務の運用3 外部データを使ったリスク管理
3.オペレーショナルリスクの計量
(1)自己資本比率規制におけるリスク計測
(2)varを用いたリスク計測
4.オペレーショナルリスク管理と業務改善(BPR)
(1)事務リスク管理と事務品質高度化
(2)外部データ比較による客観的評価の活用
【講師紹介】
地方銀行を経て、2006年日本リスク・データ・バンク入社、2014年より現職。オペレーショナルリスクに関するデータベースの企画・運営、金融機関のオペレーショナルリスク管理業務の高度化支援等に従事。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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