TLACの枠組み整備方針について


日時: 平成28年7月22日(金)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 18,000円
(消費税、参考資料を含む)

講師 吉良宣哉(きらよしや)氏
金融庁 監督局 総務課 健全性基準室 課長補佐

講師 福井崇人(ふくいたかと)氏
金融庁 監督局 総務課 信用機構対応室 課長補佐

講師 藪原康雅(やぶはらやすまさ)氏
金融庁 監督局 銀行第一課 課長補佐

 金融庁では、TLAC(グローバルなシステム上重要な銀行に対して求められる総損失吸収力)に関する国際合意を受け、今年4月にTLACの枠組み整備の方針を公表した。
 本セミナーでは、担当官の立場から、TLACをめぐる国際的な議論の潮流、TLACの枠組み整備方針の詳細、そして今後の展望につき、金融機関の自己資本比率規制のアップデートも踏まえつつ、最新の情報に基づき解説する。



1.TLACの概要
 
2.TLAC国際合意までの経緯と日本当局の対応

(1)「大きすぎて潰せない」(TBTF)問題解決に向けての国際的な議論の進展
(2)預金保険法における秩序ある処理の導入
(3)我が国におけるTLACの枠組み整備方針について
 
3.質疑応答



※ご質問については、事前に頂く場合には7月15日(金)まで受付いたしますが、当日は時間及び人数によっては制限をさせていただきます(個別の事象に係る質問等、内容によってはお答えできない場合があることにつきご了承ください)。



【吉良 宣哉氏】
2009年東京大学法学部卒、
2010年弁護士登録、
同年長島・大野・常松法律事務所入所、
2015年1月より現職に出向、
主に金融機関向け自己資本比率規制・TLAC関連の国内法制の整備を担当。

【福井 崇人氏】
2008年上智大学法科大学院修了、
2009年弁護士登録、
同年ビンガム・坂井・三村・相澤法律事務所(外国法共同事業)入所
(2015年4月にアンダーソン・毛利・友常法律事務所に統合)、
2014年10月より現職に出向(金融会社室と兼任)、
信用機構対応室においては主に預金保険法の運用を担当。

【藪原 康雅氏】
2005年一橋大学商学部卒、
2006年公認会計士試験合格、
同年有限責任監査法人トーマツ入社、
2013年9月より金融庁監督局総務課(旧・監督企画室)に出向、
2015年7月より現職、
主に再建・処理計画に係る監督企画やモニタリング等を担当。



※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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