【LIVE配信(Zoom)】【後日配信】

米国ベンチャー投資契約の基礎

〜NVCAによるモデル契約条項のポイントを2時間で理解する〜
本セミナーは終了しました。

開催日時2023年4月26日 (水) 10:00〜12:00
講師

喜多野恭夫氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

受講費 25,100円 (お二人目から22,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 会場開催はありません
概要■このセミナーはオンライン会議システム「Zoom」で開催します。
■当日のご参加が難しいお客様には、後日動画を配信できます(開催前のお申し込みが必要です)。


 2022年には世界的な経済情勢の停滞により、米国におけるベンチャー投資は前年より大幅に減少しましたが、大企業とベンチャー企業との事業・資本提携の重要性はこれまで以上に増しており、日本の事業会社が米国のベンチャー企業に対して優先株式等を用いた戦略的出資を行う事案は増加しています。米国のベンチャー投資においては、NVCA(全米ベンチャーキャピタル協会)が公表しているモデル契約が一般的にひな型として活用されています。海外ベンチャー投資を検討する法務担当者としては、モデル契約独特の用語や条項について、十分に理解をしておく必要があります。
 そこで、本セミナーでは、日本・米国双方のベンチャー投資経験を有する講師が、NVCAが公表しているタームシートを用いて、単なる条項の解説ではなく、株主の権利保護及び株主間の権利調整という観点から、米国のベンチャーファイナンスの基礎を解説します。
セミナー詳細 1.米国ベンチャー投資契約の概要
   ・ NVCAによるタームシートその他のモデル契約の概要
     (Stock Purchase Agreement, Certificate of Incorporation, Investors’ Rights Agreement,
     Right of First Refusal and Co-Sale Agreement, Voting Agreement)

2.優先株式の権利
 (1)優先株式の内容
   ・ 配当、清算時優先分配権(Liquidation Preference)、転換権 (Conversion)等
 (2)希薄化防止のための手段
   ・ 先買権(Pre-Emptive Rights)、希薄化防止条項(Anti-Dilution Provisions)等

3.株主間の権利の対立と調整
 (1)優先株主の権利保護のための規定
   ・ 拒否権(Protective Provisions)、取締役選任権(Board Seats)等
 (2)エグジットの際の分配をめぐる株主間の利益相反(デラウェア州裁判例の解説)

4.その他




【講師紹介 喜多野恭夫(きたのたかお)氏】
イェール大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券会社及びJPモルガン証券会社勤務を経て、東京大学法科大学院卒業。2011年弁護士登録(新64期)。2017年ハーバード大学ロースクール卒業(LL.M.)、2018年ニューヨーク州弁護士登録。国内外のM&A案件及びベンチャー関連業務を主に取り扱い、海外ベンチャー企業への投資案件の経験を多く有する。

※録音・録画・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考本セミナーについては、法律事務所ご所属の方はお申込をご遠慮願います。

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