【LIVE配信(Zoom)】【後日配信】

(初級〜中級者向)すぐに役立つ英文契約レビューの基礎知識と応用

〜英米法の背景と各州法の違いを踏まえた契約書修正のポイント〜
本セミナーは終了しました。

開催日時2023年4月26日 (水) 14:00〜16:30
講師
田中 敦氏

田中 敦氏
弁護士法人苗村法律事務所 パートナー弁護士

受講費 30,000円 (お二人目から26,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 会場開催はありません
概要■このセミナーはオンライン会議システム「Zoomミーティング」で開催します。
■当日のご参加が難しいお客様には、後日動画を配信できます(開催前のお申し込みが必要です)。


 ビジネスのグローバル化の拡大につれ、各企業の法務担当者においては、英文契約書を正確に読み解き、これを自社に有利に修正することができる能力を身につけることが求められています。
 英文契約の理解のためには、英語力それ自体よりも、国内の和文契約との違い、各条項が設けられる理由、効果的かつ着地点を意識した修正方法等、英文契約の背景にある英米法の理解と実践的なスキルが重要となります。本セミナーでは、英文契約の読解に必要な基礎知識を説明した上、特に問題となりやすい条項(表明保証、補償義務、準拠法、紛争解決手段等)を題材に、その成り立ちから最新の議論までを紹介し、米国各州法の違いも踏まえて、案文作成と修正のポイントを解説します。

(※)お申込み頂いた方には、実務にすぐご利用頂ける「英文契約チェックシート」と「主な米国州法の比較表」を差し上げます。ぜひご活用下さい。


セミナー詳細 第1 英文契約レビューのための基礎知識
  ・ 国内の和文契約との違い
  ・ 英文契約中の特徴的表現とパターン
  ・ 英米法における契約の成立要件
  ・ 英文契約に適用される重要な原則

第2 英文契約の概要と構造
  ・ 前文(Whereas ClauseとRecital)の意義
  ・ 定義の重要性
  ・ 契約の期間・更新方法
  ・ 表明保証(Representations and Warranties)
  ・ 義務条項(Covenants)
  ・ 秘密保持
  ・ 準拠法(Governing Law)
  ・ 紛争解決手段
  ・ 不可抗力(Force Majeure)
  ・ その他の一般条項(Miscellaneous)    

第3 問題となりやすい条項の解釈と修正のポイント 
  ・ 表明保証の対象事項、表明する事項の限定方法(「合理的に知り得る限り」等)
  ・ 近時の社会情勢(感染症拡大と行動制限)を踏まえた不可抗力条項の定め方
  ・ 米国各州法の特徴、立場の違いを踏まえた準拠法選択のポイント
  ・ 訴訟と仲裁の選択、各国の裁判所や各仲裁機関の特徴と違い



【講師紹介 田中 敦(たなかあつし)氏】
2009年弁護士登録。2019年カリフォルニア大学バークレー校LL.M修了。海外大手法律事務所及び国内法律事務所において、外国訴訟・仲裁案件を日常的に担当しており、弁護士登録以来、100件を優に超える英文契約の作成や交渉に携わっている。外国法実務について、『クロスボーダーのM&Aプロセスにおける個人情報の保護と利活用』(商事法務2136号)等の執筆・講演多数。

※録音・録画・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考■このセミナーは、①「Zoomミーティング」のLIVE配信でご受講②後日動画でのご受講、からお選びいただけます(いずれも開催前のお申し込みが必要です)。
Zoom・LIVE配信受講:開催約1週間前に受講URLや接続方法をメールでお送りします。また、事前にメールで資料をお送りします。複数名でのご視聴、録音録画はご遠慮下さい。資料到着後のキャンセルはお受けできません。
後日配信受講:ご入金確認後、セミナー開催後3営業日以内に、WEB視聴用のURL、ID、パスワードをお送りします。資料は視聴画面からダウンロードできます。視聴期間は2週間、ご希望の日程でご視聴いただけます。
■詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧ください。
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