日英契約書における損害負担条項(保証、免責保証、責任制限)や最恵待遇条項・非係争条項の完全マスター【アーカイブセミナー・2024年8月1日開催分(約3時間)】
販売期間 | 2024年11月30日 (土) まで |
---|---|
講師 | 牧野和夫氏 主な著書:「英文契約書の基礎と実務」DHC、「やさしくわかる英文契約書」日本実業出版社、「国際取引法と契約実務(3訂版)」(共著)、「初めての人のための契約書の実務」、以上中央経済社、「契約書が楽に読めるようになる「英文契約書の基本表現」」日本加除出版、ほか現在まで著書は77冊を数える。 |
受講費 | 35,300円
(お二人目から30,000円) (消費税、参考資料を含む) |
概要 | ・本セミナーは2024年8月1日開催セミナーを録画したものです。 英文契約の交渉で最後まで懸案条項として残ることが多い損害負担条項である「保証・免責補償・損害賠償の制限」の各条項については、基本的な知識が不十分の中で、個別の事案で不安や心配を抱えながら最終合意(妥協)をすることが多いのではないかと思います。また、アメリカ大手企業から提示されることが多い、最恵待遇条項・非係争条項に対しても、同様の対応をされているのではないかと思われます。 この講座では、ソフトウェアのライセンス契約や商品の売買契約を中心に、保証・免責補償・損害賠償の制限、最恵待遇条項・非係争条項の各条項について、知っておくべき条文構成の建付けや押さえるべきポイントをご説明した上で、簡単な事例でミニ演習(ケーススタディー)を実施しながら、契約交渉の場面で実際に役立つ基礎知識を習得していただくことを目的とします。 あえて難しい条項に飛び込んで泳ぎ方の基本を学んで頂く趣旨の「初学者」の方はもちろん、「基本表現」講座を受講された方で「難しい条項」の基礎をじっくり学びたい方、ベテランの方の基本の確認、管理者の方の契約交渉管理ポイントなど、法務・契約のご担当者のみならず、広く英文契約交渉に携わる方に有益な基礎知識をご提供いたします。 |
---|---|
セミナー詳細 | 1.はじめに 保証条件+免責補償条項+損害賠償の制限条項=「損害負担条項」と定義してお話しします 〜不安や心配の中での妥協? 2.保証・免責補償・損害賠償の制限の各条項 (1)まずは「(こんなにたくさんある)損害の種類」の説明 (2)「保証」・「免責補償」・「損害賠償の制限」各条項の建付け(本邦初の図解を使用して 分かり易く解説)、各条項相互の関係と基礎知識 (3)(こんなにたくさんある)「黙示の保証(implied warranty)」の種類の説明と対応方針 (4)「免責補償」にも免責の対象に従っていくつかの種類がある(種類の説明と基本的対応方針) (5)知財や民事訴訟の知識はどの程度必要か?必要な基礎知識をご説明します (6)裁判地(jurisdiction)によって損害負担条項の交渉スタンスを変える? (7)売主・プロバイダー側(制限したい)と、買主・顧客側(制限したくない)、 それぞれの立場で、理想の交渉方針を探る(ミニ演習) 3.結局はどの条件で妥協・合意すべきか 損害負担条項はゼロサムなので、利害関係が正面から対立する中で、合意可能なボトムラインや 落とし所をどう考えるべきか 4.その他難度条項(最恵待遇条項・非係争条項)のポイント理解と対応方針 【講師紹介 牧野和夫(まきのかずお)氏】 1981年早稲田大学法学部卒。1989年GM Institute修了、1991年ジョージタウン大学ロースクール法学修士号、2013年ハーバード・ロースクール交渉戦略プログラム修了。いすゞ自動車株式会社法務部課長、アップルコンピュータ(株)法務部長、早稲田大学大学院講師、東京理科大大学院客員教授、尚美学園大大学院客員教授、一橋大学ロースクール講師を経て、現在、早稲田大学、関西学院大学法学部・商学部、琉球大学ロースクール、同志社大学の各兼任講師、企業法務協会理事など。 主催 経営調査研究会 |
備考 | 【受講上のご注意】 ・本セミナーは2024年8月1日開催セミナーを録画したものです。 ・メールで請求書をご送付します。ご入金後にメールでログインIDとパスワード等をお送りします。資料はログイン後にダウンロードできます。 ・視聴可能期間は配信後2週間です。ご都合の良い期間を指定できます。講師への質問も可能です。 ・視聴推奨環境 https://classtream.jp/detail/view/v-3.html ・視聴確認用動画 https://classtream.jp/view/check/v-3/#/player?co=1&ct=V ・お一人につき1IDとしていただきますようお願い申し上げます。 2024年11月30日お申し込みまで限定販売いたします(販売期間終了後もご視聴は可能です)。 詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧ください。 |
必要事項をご入力の上、「確認ページへ進む」ボタンを押してください。