カリキュラム
<第1分冊:証券化の基礎>
第1章.証券化とは何だろう (1)デット、エクイティ、「紙」 (2)間接金融における金融機関の役割 (3)直接金融への移行=ディスインターミディエーション (4)債権の流動化 (5)譲渡と信託 第2章.証券化の当事者・関係者とその機能 (1)オリジネーター (2)特別目的会社(SPC) (3)サービサー (4)バック・アップ・サービサー (5)スペシャル・サービサー (6)格付機関(格付会社) (7)アレンジャー (8)法律事務所 (9)監査法人 (10)会計事務所 第3章.証券化の機能 (1)資金調達 (2)リスク分断 (3)オフ=バランス化:銀行の場合 (4)オフ=バランス化:事業会社の場合 (5)株主資本の有効活用 (6)証券化は万能薬ではない〜証券化のデメリット 第4章.証券化の基礎的技術 (1)優先/劣後構造 (2)企業の資本構造と優先/劣後 (3)匿名組合 (4)トランシェ分けと投資家ニーズ (5)外部信用補完 (6)有担保債務と証券化 (7)貸付信託・投資信託と証券化 (8)「会社」と証券化 <第2分冊:証券化を理解するための知識> 第1章.証券化の基盤となる民法の基礎知識 (1)対抗要件 (2)債権譲渡の第三者対抗要件 (3)債権譲渡の債務者対抗要件 (4)債権譲渡特例法 (5)特定債権法 (6)抵当権 (7)所有権留保 (8)保証と連帯保証 (9)求償権 (10)将来債権 第2章.倒産法とSPCに関する基礎知識 (1)オリジネーターと倒産法 (2)真正譲渡と第三者対抗要件 (3)SPCと倒産法 (4)有限会社と株式会社 (5)倒産隔離 (6)慈善信託とタックス・ヘイブン (7)責任財産 (8)事後設立 第3章.証券化の基盤となる会計上の基礎知識 (1)支配の移転 (2)財務構成要素アプローチ (3)譲渡対価 第4章.証券化を取り巻く法律・制度 (1)資産流動化法 (2)特定目的信託 (3)弁護士法 (4)サービサー法 (5)ノンバンク社債法 第5章.裏付資産の分析の基礎 (1)大数の法則 (2)動態的データと静態的データ (3)静態的資産と動態的資産 (4)ストレス・シナリオ <第三分冊:証券化の技術と応用> 第1章.資金調達の技術 (1)トランシェ分け再訪 (2)時間的トランシェ分け (3)元本償還の形態 (4)シークエンシャルとプロ・ラタ (5)ソフト・ブレット (6)セラーズ・インタレスト(売主持分) (7)追加譲渡(リボルビング) (8)ABCP (9)ABL 第2章.企業向け債権の証券化 (1)CLO (2)バランスシートCLO (3)BISとリスクウエイト (4)CDO (5)キャッシュ・フローCDO (6)マーケット・バリューCDO (7)シンセティックCDOとその仕組み (8)保証とクレジット・デリバティブ 第3章.個人向け債権の証券化 (1)信販会社とは (2)自動車ローン (3)ショッピング・クレジット (4)クレジット・カード (5)消費者金融 (6)住宅ローン 第4章.不動産の証券化 (1)CMBSと不動産 (2)コンデュイット型CMBS (3)日本で一般的なCMBS (4)オリジネーターの関与 (5)REITに代表されるエクイティ型不動産証券化 第5章.その他資産と証券化技術の応用 (1)実物資産の証券化 (2)オペレーティング・リース契約の証券化 (3)買収資金の調達〜LBOへの応用 (4)企業証券化(あとがきに代えて) |